橋下市長がノーマネーに出演していましたね。主張がわかり易かったと思います。
話をコロコロ変えて言い訳ばかりで卑怯だとかいう向きもあるようですが、いいんじゃないですかね。今日の主張だともっともな内容になっていましたし、君主豹変するとか言うじゃないですか。
前言に固執して駄目になるのと、言を正していい方向に向かうのとどちらがいいでしょうか。
他の多くの人の外交努力を無駄にしたとかいう批判もありますが、まあ確かに日本は今回の騒ぎで損はしたでしょう。しかし、損して得取れという諺もあります。投資で言えば損切りドテンは福の神です。
案外最終的には今回の損が大きな得につながるかもしれませんよ。
さて、本題ですが、要約すると以下の4点になるかと私は思います。
● 1. 罪は法の元に裁かれなければならない。
有罪か無罪かの判定に感情を挿し挟んではいけません。罰の重さというなら情状が関係しますが。
● 2, 後付の法で裁いてはいけない。
そんなことしだしたら、邪魔者はすべて罪人にできてしまいます。
● 3. 罪は証拠をもって裁かれなければならない。
疑いだけで裁きだしたら、とんでも無いことになりますよね。
● 4. 甘んじて不当に裁かれてもいけない。
そんなことをしたら、裁きを逃れた真の外道が世にのさばって害を成します。また、これが前例となって、似た立場の他の無辜の人が不利益を被る恐れがあります。
デリケートな問題ですから、公人や著名人はこんなにあからさまには言えないですけどね。